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人工肩関節置換術後のリハビリテーション

人工肩関節置換術後の流れ

~手術後 1ヵ月 手術後 1~3ヵ月目 手術後 3ヵ月目~
固定装具 固定装具着用
リハビリ 他動可動域練習開始
(力を入れずに行う運動)
自動可動域練習開始
(力を入れて行う運動)
筋力トレーニング開始
日常生活動作 手術側の手の使用禁止 軽い生活動作可 中程度以上の生活動作可

手術後の固定装具

人工肩関節置換術後は、人工肩関節周囲への骨・関節への負担を避けるために安静が必要となります。平均4週間は装具を装着した状態で日常生活を過ごしていただきます。

大広範囲断裂腱バッグ


入院中のリハビリテーションプログラム

手術後翌日から肘や指などの患部外のストレッチや肩関節の可動域獲得に向けたリハビリを開始していきます。また、肘や手指の自主練習も痛みに応じて並行して行っていきます。

手術後の注意点と入院中の生活

手術直後に手術した側の手を日常生活で使用してしまうと、骨・関節へ負担がかかります。そのため、痛みが増したり、人工肩関節が脱臼したりしてしまうことがあります。手術後は装具を装着し、手術した側の手を使わないように気をつけて過ごしていただく必要があります。

下記に、入院中の日常動作のポイントを解説します。

食事

食事

手術していない側の手で食事をしていただきます。利き手の手術の場合、箸の操作が難しくなります。少しでも食事のストレスを軽減するために、入院中は先割れスプーンや自助具箸(はしぞうくん)の貸出を実施しておりますので、お気軽にご相談ください。

食事


更衣

肩の安静を保つため、手術した側の肩を自分の力で動かすことはできません。そのため、基本的には手術をしていない側の手を使用し、手術をした側の腕から順にゆっくりと着替えを行っていくことになります。入院中のリハビリテーション時に着替えの方法を練習します。


更衣動作1

入浴

手術後3日目以降から、三角巾を付けて介助下でのシャワー浴を開始します。手術していない側の手で洗髪や洗体をしていただきますが、洗いにくい所は介助させていただきます。ご自身で洗う際、背中などは長柄のブラシ等を利用していただくと洗いやすくなります。


整容

歯磨きも手術をしていない側の手で歯ブラシを持って行っていただきます。歯磨き粉を使う際も、手術をした側の手の使用は出来ないため、キャップを片手で明けられるタイプのものが使いやすいです。電動歯ブラシを使用していただいても構いません。洗顔時も手術していない側の手を使うか、おしぼりで顔を拭くと安全です。


トイレ

手術後1日目は、器具や点滴などが体に付いているため、看護師と共にトイレまで移動します。2日目以降は体の周りに付いている器具や点滴の数が少なくなるため、全身状態が良好で歩行時のふらつきが無ければ、お一人で移動していただいて構いません。ズボンや下着の着脱は手術していない側の手でしていただきますが、困難な場合は看護師が介助します。

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京都市中京区七本松通丸太町上ル



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