臨床検査部
臨床検査は、病気の診断や治療方針の決定や治療効果を判断するうえでなくてはならないものです。
臨床検査には「検体検査」と「生理検査」があり、当院では血液・便・尿などを扱う「検体検査」は外部検査センターへ委託し、院内では心電図や超音波検査、肺機能検査などの「生理検査」を実施しています。さらに、訪問診療医からの依頼により在宅や施設でも心電図検査や超音波検査を行っています。自分たちが関わる全ての検査において「正確なデータを迅速に提供する」ことを職務として日々の業務に取り組んでいます。また、栄養サポートチーム(NST)や感染制御チーム(ICT)へも参加し、重要な情報を提供しています。患者さんに安心して検査を受けていただけるよう、最新の技術と知識を修得するために学会や講習会などへも積極的に参加しています。
不安なことがございましたら遠慮なくお声掛けください。
検査部体制および資格取得状況
配属人数
3人
資格取得
- 超音波検査士
- 血管診療技師
- 日本臨床病理学会2級検査士
生理機能検査項目
超音波検査(PHILIPS Affiniti 70G、Canon Aplio a verifia)
- 心臓
- 血管(四肢動静脈、腎・腹部大動脈、頸動脈)
- 腹部
- 表在 各領域
心電図検査(フクダ電子 FCP-8221、FCP-9800 FM-960)
- 心電図
- ホルター心電図(24時間)
肺機能検査(フクダ電子 Spiro Sift SP-370COPD)
- 肺活量
- 努力性肺活量
血圧脈波検査(フクダ電子 Vasera VS-1500AN)
チーム医療への参画
チーム医療として多職種合同での栄養サポートチーム(NST)や感染制御チーム(ICT)へ参加、情報提供やICT院内ラウンドなどの活動をしています。
NSTでは血液検査などの情報から、患者さんの栄養状態のモニタリングをしています。ICTでは毎週、MRSAなどの薬剤耐性菌の検出状況をモニタリングし、院内感染の発生防止や拡大防止のための情報を提供しています。












