放射線部
洛和会音羽リハビリテーション病院は、超高齢社会における、3大要介護疾病、「脳血管障害」「認知症」「骨折などの運動器疾患」の治療・リハビリテーションに特化した施設となっています。
そのなかで、当放射線部では、骨の一般撮影を中心にCT・MRI・エックス線TV・ポータブル撮影装置を使い、患者さんの診断治療に貢献しています。またCT・MRI検査は、当日の検査受け入れを行う体制をとっており、診察当日に検査を受けることが可能です。
そのほかに、リハビリテーションに特化した施設の特色として、嚥下リハビリテーションに対し言語聴覚士・管理栄養士らとともに嚥下造影検査を効率よく行うためのシステムを構築し、嚥下リハビリチームの一員としてチーム医療に参画しています。
患者さんに安心して検査を受けていただけるように、また質の高い画像検査を迅速に提供できるよう日々研鑚しております。
検査について不安なことや分からないことがあれば、お気軽に声をお掛けください。
スタッフ紹介(2023年12月現在)
診療放射線技師:5人(男性:4人、女性:1名)
- 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師:1人
- X線CT認定放射線技師:1人
受付事務:2人(非常勤)
2022年度の業務実績
- CT件数:2,066件
- MRI件数:2,895件
- 一般撮影件数:18,958件
- エックス線TV件数:120件
2023年度上期の業務実績
- CT件数:973件
- MRI件数:1,349件
- 一般撮影件数:8,475件
- エックス線TV件数:61件
取り扱う主な機器(診断装置一覧)
- 一般撮影装置:3台
- MRI装置(1.5テスラ):1台
- CT装置(80列マルチスライスCT):1台
- エックス線TV装置:1台
- ポータブル撮影装置:1台
2022年11月から80列マルチスライスCT「Canon Aquilion Lightning」が稼働しております。従来のCTに比べ、被ばく線量が低減され、プレート などの体内金属からの画像に対する影響も少なくなっております。
検査の寝台を低く下げることができるので、ご高齢の方や足が不自由な患者さんでも安全に乗り降り可能です。
また撮影時間が短いため、患者さんの動かないでいることへの負担も少ないです。