心臓リハビリテーションご通院中の皆さまへ
新型コロナウイルス感染症の院内感染対策として、集団療法を行っている心臓リハビリテーションを2020年7月22日(水)から当面の間、休止いたします。
大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
心大血管リハビリテーション
心大血管リハビリテーションとは
心臓病の患者さんが、再発の予防と、快適で質の良い生活を維持することをめざして、運動療法、患者教育、生活指導、カウンセリングなどの活動プログラムに参加することです。
ハイケアユニット(HCU:高度治療室)への入院中など発症・治療後間もない時から、退院後の通院リハビリテーションまで、多職種でフォローしています。
担当医師について
洛和会京都血管内治療センター・心臓内科の医師が担当いたします。
心大血管リハビリテーションの対象になる主な疾患
- 急性心筋梗塞
- 狭心症発作
- 大動脈解離
- 末梢動脈閉塞性疾患
- 慢性心不全 など
※リハビリテーションの受診にあたっては国の定める条件がありますので、詳しくはお問い合わせください。
疾患の内訳 ※2017(平成29)年度実績
心大血管リハビリテーションの効果
心筋梗塞や心臓手術後の患者さんが心大血管リハビリテーションを行うことにより、動作が楽になり、快適な生活を長く続けることができるようになります。
- 運動能力が高まり、楽に動けるようになる。
- 狭心症や心不全の症状が軽くなる。
- 不安やうつ状態が改善し、快適な社会生活を送ることができる。
- 動脈硬化のもとになる危険因子(脂質異常症、高血圧、糖尿病、肥満)が改善される。
- 血管が自分で広がる能力(血管内皮機能)が上がり、自律神経の働きが良くなるとともに、血栓ができにくくなる。
- 心筋梗塞の再発や突然死が減り、死亡率が低下する。(3年間で約25%の死亡率低下)