【お知らせ】外来心臓リハビリテーション再開のお知らせ
2020年の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、外来心臓リハビリテーションは丸太町病院から丸太町リハビリテーションクリニックへ移設しておりましたが、感染拡大リスクの低下および心臓内科医師の体制変更により2025年8月5日(火)より丸太町病院にて再開いたします。今後も安心してリハビリを受けていただける環境づくりに努めてまいります。
心大血管リハビリテーション
外来心臓リハビリテーションのご案内
心臓疾患の再発を予防し、快適で質の高い生活を維持できるよう「外来心臓リハビリテーション」を実施しています。 心臓リハビリテーションでは、運動療法・服薬指導・生活指導・心理的サポート(カウンセリング)と多面的なプログラムを通じて、健康回復と生活の質の維持・向上を支援します。 当院では、ハイケアユニット(HCU:高度治療室)への入院中など、発症・治療直後の段階から退院後の外来通院まで、医師・看護師・理学療法士・管理栄養士など多職種が連携して継続的にサポートを行っています。 さらに、退院後も専門的な支援を継続して受けることが可能となり生活の質の一層の向上が期待されます。
担当医師について
洛和会京都血管内治療センター・心臓内科の医師が担当いたします。
心大血管リハビリテーションの対象になる主な疾患
- 急性心筋梗塞
- 狭心症
- 大動脈疾患(大動脈瘤・解離)
- 末梢動脈疾患
- 慢性心不全
- 心臓手術 など
※リハビリテーションの受診にあたっては国の定める条件がありますので、詳しくはお問い合わせください。
疾患の内訳 ※2017(平成29)年度実績
心大血管リハビリテーションの効果
心筋梗塞や心臓手術後の患者さんが心大血管リハビリテーションを行うことにより、動作が楽になり、快適な生活を長く続けることができるようになります。
- 運動能力が高まり、楽に動けるようになる。
- 狭心症や心不全の症状が軽くなる。
- 不安やうつ状態が改善し、快適な社会生活を送ることができる。
- 動脈硬化のもとになる危険因子(脂質異常症、高血圧、糖尿病、肥満)が改善される。
- 血管が自分で広がる能力(血管内皮機能)が上がり、自律神経の働きが良くなるとともに、血栓ができにくくなる。
- 心筋梗塞の再発や突然死が減り、死亡率が低下する。(3年間で約25%の死亡率低下)