洛和会音羽病院
洛和会音羽リハビリテーション病院

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(診療科により受付時間が一部異なります)詳細

診療科・部門のご案内

薬剤部

洛和会音羽記念病院は、透析を中心とした腎疾患に特化した病院です。そのため、血液透析や腹膜透析を行っている患者さん、腎機能が低下した患者さんがほとんどです。
一方で、お薬の多くが腎臓から尿中に排泄されます。当院の薬剤部では、そういった患者さんに有効かつ安全な薬物治療を提供できるように、他職種と連携しながら業務を行っています。

所属長のひとこと

所属長 岡田 悠子

課長
岡田 悠子(おかだ いうこ)

患者さんは、複数の疾患をもち、薬物治療を長期にわたって必要とされる方が多いため、いかに有効に、安全に薬と付き合っていけるかに向き合い、日々業務に努めています。 透析という治療を多く扱っているので、日々の業務の疑問を解決していくうちに、徐々に専門性も培われていきます。多くの専門知識をもつ、多職種とも意見交換ができます。 回診やカンファレンスなどにも参加しているので、積極的にコミュニケーションをはかっています。


スタッフ紹介(2024年4月現在)

スタッフ

薬剤師:10人
薬剤助手:1人

  • 日病薬病院薬学認定薬剤師:4人
  • 栄養サポートチーム専門療養士:4人
  • 日本糖尿病療養指導士:1人
  • 心不全療養指導士:1人


業務内容

調剤業務

調剤業務

医師の処方に基づいて薬を調製するだけでなく、用法・用量、相互作用、併用禁忌などのチェックを行います。処方せんには患者さんの年齢・身長・体重だけでなく、検査値も記載され、それらの情報を基に処方が薬学的に妥当か確認します。


医薬品管理業務(DI業務)

DI業務

薬剤が適切かつ安全に使われるように医薬品情報の収集・管理・提供を行っており、医師や看護師などの他職種や、病棟薬剤師への情報提供を行います。


薬剤管理指導(服薬指導)

服薬指導

患者さんが適切な治療を受けられるよう、病室に伺い、症状やお薬の使用感などを聞き取って、薬剤の説明や服薬意義について指導します。
他にも、患者さんの希望や状態に応じて調剤方法を変更したり、飲みやすくする方法を考えたりなどのお薬についての相談にもお応えします。


当院では血液透析を行っている患者さんが多いので、透析室でも服薬指導を行っています。透析中の患者さんとお話しながら、状態を確認します。
また、外来通院されている患者さんに対しても、インスリン製剤の手技指導や服薬状況の確認などを行い、処方提案をしています。


病棟薬剤業務

各病棟に担当薬剤師を配置しています。患者さんから得た情報を回診やカンファレンスで多職種と情報共有しながら、医師へ積極的に処方提案を行い、薬物治療の質の向上を目指しています。
また、持参薬鑑別を正確に行うとともに、医師の業務負担軽減のため、持参薬処方の入力の支援も行っています。
他にも、各部署に配置された薬剤や救急カートの薬剤管理、薬剤に対する勉強会の実施など、安全な薬物治療の提供に努めています。

  • 検薬


病棟専任薬剤師の1日

08:30 朝礼、回診準備
09:30 回診同行
10:30 回診 退院患者さんへ退院時服薬指導入院患者さんの持参薬鑑別、初回面談医師と相談し、持参薬処方入力
12:00 昼休憩
13:00 多職種合同カンファレンス参加
14:00 患者さんへ服薬指導他職種との情報共有委員会などへの参加
17:15 終礼

チーム医療・委員会

感染対策や栄養サポート、医療安全など様々なチーム・委員会に薬剤師が参加しています。
そのなかで、薬剤師の専門性を活かしてチーム医療に貢献しています。

【ICT(感染対策チーム)・感染予防委員会】

ict

感染対策チームは、医師・看護師・臨床検査技師・薬剤師などで構成された院内の感染対策を担うチームです。各部署をラウンドし、院内の感染対策に不備が無いか確認しています。薬剤師は、消毒薬の適正使用などを中心に活動しています。


感染予防委員会は、院内の感染対策に関する問題点を把握し、改善策を講じています。薬剤師は、毎月の抗MRSA薬・広域抗菌薬の使用状況や、抗生剤長期使用患者の報告など、抗生剤の適正使用に取り組んでいます。


【NST(栄養サポートチーム)】

nst

当院では2019年4月より栄養サポートチームの活動を開始しました。栄養サポートチームは栄養管理における専門的な知識を持つ医師・看護師・管理栄養士・薬剤師などで構成され、特に栄養管理が必要と考えられる患者さんに対して栄養面でのサポートを行っています。


取り組み

施設利用者の薬剤調整

ict

2020年4月より、当院に隣接する介護老人保健施設 「洛和ヴィラアエル」 に入所されている利用者さんの処方についても介入を行っています。施設入所中の患者さんは、症状などが改善しても、薬の見直しが行われずに処方が続いている場合があります。薬剤師が施設の看護師などから現在の症状を聞き取り、施設の医師へ処方提案しています。


業務実績(2023年)

院内調剤処方箋枚数 58,297枚
疑義照会・処方提案実施件数 996件
服薬指導実施件数 1,824件
服薬説明実施回数 2,283回
退院時指導加算件数 442件
麻薬管理指導件数 14件
持参薬確認件数 2,458件

〒607-8116
京都市山科区小山鎮守町29−1



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