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気管支喘息(ぜんそく)

気管支喘息とは、発作的に咳や喘鳴(ぜんめい:気管からゼイゼイ・ヒューヒューという音がする)・呼吸困難が起こる病気です。アトピーや花粉症など、アレルギー体質のある人に起こりやすいとされています。近年、成人の気管支喘息の患者数は増加しており、40歳を過ぎてから発症する人もまれではありません。気候・気温が変わったときや体調の優れないときなどに発作的に咳や喘鳴が起こる人は、気管支喘息の可能性がありますので、呼吸器内科を受診してください。当院では呼気NO測定などの方法を用いて気管支喘息の診断を行っております。

呼気NO測定装置

呼気NO測定装置

呼気中の一酸化窒素(NO)濃度を測定して、気道のアレルギー性炎症の程度を調べます。気管支喘息の患者さんだと、呼気中のNO濃度が高くなり、治療を行うとNO濃度が低くなります。検査にかかる時間は1分半程度です。


気管支喘息の治療

以前は喘息発作で亡くなる人が多くおられましたが、吸入ステロイド薬を中心とする治療が普及したおかげで、喘息の患者さんの症状は劇的に改善しました。

日本における喘息死亡者数と吸入ステロイド薬販売数の推移
呼気NO測定装置
吸入ステロイド薬の普及とともに、喘息で亡くなる患者数が減っています。

ステロイド薬と聞くと「強い薬」や「危険な薬」というイメージがあって治療を敬遠される方も多くおられますが、吸入薬に含まれているステロイドの量はごく微量のため、全身性の副作用はほとんど無視できます。実際に、通常の使用範囲であれば、成長期のお子さまや妊婦の方でも安全に使い続けられることがわかっています。最近は、治療効果をさらに高めるために吸入ステロイド薬と気管支拡張薬の合剤も普及し、これら吸入薬を正しく使い続ければ、喘息症状に煩わされずに日常生活を送ることができるようになりました。
しかし、治療を中断するとほとんどの人が喘息を再発するため、症状がなくなっても治療を続けることが重要です。当院では、患者さんの症状が安定した場合には、仕事や学業と通院治療との両立を考え、開業医の先生方にご協力をいただいて治療の継続をお願いしています。

洛和会音羽病院

〒607-8062
京都市山科区音羽珍事町2



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