小児科
部長
前田 真治
生まれたての赤ちゃんから思春期の大きなお子さんまで、子どもの病気を全て診るのが小児科です。発熱や頭痛からアレルギー疾患など子どもに関する事はまず小児科にご相談ください。
広くて深い見識が要求されますが、新生児や救急など、さまざまな状況に対応できる守備範囲の広いスタッフが揃っています。
不意の病気で不安な子どもたちを、できる限り診たいと考えています。休日や時間外での診療は救命救急センター・京都ERスタッフの協力を仰ぎながら対応しています。(小児科医によるERでの診療について)
2016(平成28)年に「こころと発達の子ども相談外来」を始めました。心や行動の発達について悩みやお困り事を抱えた子どもの検査、相談、心理面接や診療支援を行っています。診察や検査枠を増やして対応しておりますが、予約がとりづらい場合がございます。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
- ニュース・お知らせ
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- 新型コロナウイルス感染症につきましては、「新型コロナウイルス感染症に関する当院の状況について」をご覧ください。
- 新型コロナウイルス感染症による診療制限が解除され、9月17日から、小児患者の入院診療が再開となりました。
- 小児科の外来診療は従来通りです。受診のご相談などは、代表電話を通じて小児科外来に直接おたずねください。午後4時以降にお伺いします。
- 病児保育室よつばからのお知らせ
これからの季節、さまざまな感染症が流行します。子どもたちの間で交差感染を起こさないように、医師指導の下にゾーン別による隔離対応に努めています。
日本脳炎ワクチンの予約一時停止について
現在、日本脳炎ワクチンの供給が不安定な状態になっております。そのため予約を一時停止させていただきます。
ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
外来について
小児科
*…女性医師
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
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午前 | 1診 | 島川哲郎 | 徳永千恵美* | 島川哲郎 | 宇留野圭* | 前田真治 |
2診 | 宇留野圭* (完全予約制) |
前田真治 (1,3,5週) |
こころと 発達の 子ども相談 (完全予約制) |
こころと 発達の 子ども相談 (完全予約制) |
徳永千恵美* (完全予約制) |
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3診 | 小児慢性外来 (完全予約制) |
小児慢性外来 (完全予約制) |
小児慢性外来 (完全予約制) |
小児慢性外来 (完全予約制) |
小児慢性外来 (完全予約制) |
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午後 | 1診 | 予防接種 (完全予約制) |
赤木健太郎 (2,4週)/ 石塚潤(3週) [心臓外来] (完全予約制) |
家族支援外来 (完全予約制) |
中田昌利 (2,4週) [神経外来] (完全予約制) |
小児科医 [乳児健診] (完全予約制) |
2診 | 小児慢性外来 (完全予約制) |
小児慢性外来 (完全予約制) |
小児慢性外来 (完全予約制) |
小児慢性外来 (完全予約制) |
小児慢性外来 (完全予約制) |
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3診 | 予防接種 (完全予約制) |
こころと 発達の 子ども相談 (完全予約制) |
家族支援外来 (完全予約制) |
ベビー外来 (完全予約制) |
当院では予約制を導入しており、フリーダイヤルで予約できます。
予約センター
月~金曜日:午前8時30分~午後5時
※土・日曜日、祝日、年末年始(12月30日~1月3日)を除く
特色
小児心臓外来[第2・3・4火曜日 午後]
学校検診の事後対応、先天性心臓疾患の診断・フォローや川崎病のフォローなどを行います。
小児神経外来[第2・4木曜日 午後]
小児神経外来は小児の脳、脊髄、末梢神経、筋などの内科的疾患を対象とする外来です。積極的に脳波検査を行うなど、近隣の子どもたちのニーズに対応します。
具体的な対応疾患と診療内容は以下の通りです。
- てんかん、脳性麻痺などの重症心身障害児の医療的な管理
- 精神発達遅滞
- 染色体異常症(ダウン症候群など)
- 発達障害(自閉スペクトラム症、ADHDなど)
- 免疫性神経疾患(多発性硬化症、急性散在性脳脊髄炎、ギランバレー症候群、重症筋無力症など)
など
※小児神経科は精神科と異なり、精神疾患は扱いません。なお、発達障害が疑われ、発達検査を希望される場合は「こころと発達の子ども相談外来」をご予約ください。
こころと発達の子ども相談外来[水曜日 午前午後、木曜日 午前]
落ち着き・集中力が無い、集団行動が苦手、人と話が合わない、勉強が難しい、学校に行きたくないなど、いろいろなお困り事や悩みを抱えた子どもたちを診療しています。
受診希望の方は予約センターにお電話ください。受診のご相談などは小児科外来で伺います、代表電話を通じて小児科外来に直接おたずねください。
お産と赤ちゃんを見守ります
産婦人科スタッフと協力して、分娩時の赤ちゃんの急変に対応しています。安心安全なお産に努め、お母さんと一緒にお子さんが大きくなるまで見守ります。
小児科医によるER(救命救急センター・京都ER)での診療
できる限り小児科医が対応できるようにしています。
- 平日:午後8時までの院内待機(水・金曜日の夜間は当直勤務)
- 土曜日:日当直勤務
- 日曜日:午前11時から午後8時までの遅出の日直勤務
※上記の時間帯以外は救命救急センター・京都ERの医師が診療しています。しかし混雑の程度や医師の裁量により応対できない事態があります。輪番病院や休日診療所をご案内する場合もありますので、ご了承ください。
対応疾患
- 小児感染症・免疫疾患
- 小児アレルギー疾患(気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど)
- 小児呼吸器疾患
- 小児胃腸・消化器疾患
- 小児神経系疾患(てんかん、脳・神経・筋肉の病気)
- 発達障害、発育障害
- 新生児医療:入院治療、成長発達のフォローアップ
- 予防接種:特別なワクチンについては当院のトラベルクリニックで行っています
2019年の診療実績
1年間で入院加療された患者さんの数:618人
- 感染症:331件
- 新生児:142件
- 神経:52件
- アレルギー:50件
- その他:43件
- 年間外来患者数:8,015人
- 年間救急外来患者数:4,057人