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洛和会音羽病院

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腰痛症と腰椎椎間板ヘルニア

 

腰痛症

8割以上の成人に腰痛の経験があり、非常に発症頻度の高い疾患です。腰椎は、可動性が大きく、上半身の全体重を支えているため、非常に大きな力がかかり、結果、腰痛を引き起こします。

腰痛の主な疾患

脊椎が原因の痛み

 椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、脊椎圧迫骨折、

 側弯症、化膿性脊椎炎

神経が原因の痛み

 脊髄腫瘍、神経炎、糖尿病性神経症

内臓の病気

 胃腸疾患、胆嚢疾患、婦人科疾患、尿路疾患

血管の病気

 大動脈瘤、血管閉塞

心因性

 うつ病、ヒステリー

急性期腰痛の保存的治療
  1. 安静と活動の継続
    急性期で炎症が強く痛みが激しいときには、安静にしてください。
    動ける程度の痛みならば、安静にし過ぎないようにしましょう。通常の活動を継続したほうが早く回復し、慢性化を防ぐことができます。
  2. 薬物治療
    非ステロイド系消炎鎮痛剤(ロキソニン、セレコックスなど)、筋弛緩剤(ミオナールなど)、神経障害性疼痛治療薬(リリカ、サインバルタなど)
  3. 硬膜外ブロック注射、神経根ブロック
  4. トリガーポイント注射
慢性期腰痛の保存的治療
  1. コルセット
  2. 牽引療法
  3. 温熱療法
  4. 運動療法
    慢性期に、腹筋と背筋を強化することが目的

 

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎の間でクッションの役割を果たす椎間板が後方に飛び出し、神経を圧迫することで、腰痛・坐骨神経痛が生じる病気です。足がしびれて痛み、麻痺(まひ)することもあります。足が麻痺してきた場合は、早期に手術を行います。

椎間板ヘルニアは、自然吸収されて良くなることも多く、3カ月程度、保存的に治療します。保存療法により十分な改善が見られないときには、手術用顕微鏡を用いて椎間板ヘルニアを取り除く手術を行います。

排尿・排便障害を生じた場合は、緊急の手術が必要です。

 

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腰椎椎間板ヘルニア

 

腰椎椎間板ヘルニアの病態別分類

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膨隆(protrusion) 脱出(subligamentous extrusion)

後方線維輪の裂隙部に骸核の一部が移行するが、表層の線維輪は損なわれず、線維輪の部分断裂の状態。

後方線維輪の裂隙中に骸核の一部が転位し、後縦靱帯を持ち上げるも、後縦靱帯を穿破していない。

脱出(transligamentous extrusion) 遊離(sequestration)

骸核の一部が後縦靱帯を破り、ヘルニアが自噴した状態。まれに癒着した硬膜をも破り、硬膜外に脱出することもある。

 

 

脱出型ヘルニアで、ヘルニア腫瘤が元の椎間板から離れて脊柱管内に転位したもの。症状が強く、手術になることが多いが、遊離して、神経根および硬膜に対しての圧迫が減少することもある。

 

顕微鏡下椎間板ヘルニア摘出術

約4cmの皮膚切開を行います。顕微鏡で拡大しながら安全に椎間板ヘルニアを切除します。手術時間は約1時間で、出血もほとんどありません。内視鏡を用いた手術よりも、安全で確実です。

腰椎椎間板ヘルニア症例(31歳女性)

  • 症状:腰痛と右下肢痛のため、夜も寝られない。
  • 第4/5腰椎椎間に巨大な椎間板ヘルニアを認め、椎間板ヘルニア摘出術後は、痛みは消失しました。

 

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